梅田の歯医者「デンタルオフィス大阪梅田」
〒530-0018 大阪府大阪市北区小松原町2番-4虫歯は、口の中に棲んでいる細菌の活動によって引き起こされるトラブルです。ミュータンス菌やラクトバチルス菌といった複数の菌が関わっているとされていますが、これらの細菌を根絶することはできません。
普段からこまめなセルフケアと歯科クリニックへの受診を心掛けたいところですが、万が一急に歯が痛くなってしまったときは、どのように対処すれば良いのでしょうか。
ここでは、急に歯が痛くなってしまったときにできる4つの対処法と、歯が痛いときにしてはいけない3つのポイントを紹介します。
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目次
急に歯が痛くなったときは、4つの対処法で痛みを緩和しながら、できるかぎり早くに医療機関を受診しましょう。これから紹介する、うがいや患部の冷却といったいくつかの方法も試してみてください。
うがいは口の中にいる細菌を外に追い出すため、繁殖を防いで患部の炎症を悪化させないために有効です。
歯が痛むと冷たいものがしみる場合もありますが、ぬるま湯やお湯にしてうがいをするか、殺菌作用のあるうがい薬と温かいお湯を組み合わせてうがいをすると良いでしょう。
鎮痛剤は歯痛にも効果が期待できるため、痛みの軽減に役立ちます。薬によっては効き目があまり良くないものもあるため、飲みなれた鎮痛剤を使うと良いでしょう。
ただし、薬が効きづらくても量を増やすことは避け、用法・用量にしたがってください。
歯が痛くなると、患部では免疫機能と細菌が戦い、炎症や腫れが起きてきます。熱感がとれない場合は患部をしっかりと冷やして、鎮痛剤とも併用すると良いでしょう。
直接患部を冷やそうとして氷などを口に入れると、強い刺激が伝わって歯がさらに痛む可能性があるため、冷却材や濡れタオルで外側から冷やしてください。
歯の痛みを軽減できるとされる「歯痛点(しつうてん)」というツボは、虫歯や歯周病の痛みに効果が期待できます。手のひらを表にして、中指と薬指それぞれのつけ根の中間地点が歯痛点です。
「合谷(ごうこく)」というツボも、頭痛や歯痛の緩和に役立ちます。手の甲を表にして、人差し指と親指の交わる部分にあります。ツボをやさしく1分ほど押してみると、痛みの軽減効果が期待できます。
こちらの記事では、虫歯が夜に痛くなる理由について解説していますので合わせてご覧ください。
関連記事:虫歯が痛い!夜に症状が強くなる理由と試したい5つの対処法
歯が痛いときは無理をせず、早めにかかりつけ医や救急歯科などを受診してください。普段の生活の中でも、いくつかのポイントに注意して過ごしましょう。
患部がどうなっているのか気になり、指で触りたくなったとしても直接触るのは避けましょう。手指に付着している雑菌が患部に入り込むおそれがあり、また爪が伸びていると患部を傷つけてしまう可能性もあります。
飲酒によって血行が改善すると、流れる血液量が増えて血管拡張作用をもたらし、口腔内の血管に流れる血液の量が増えて、痛みを増幅させる可能性があります。
入浴も飲酒と同様に、血行を改善する作用があるために痛みが増す可能性があります。鎮痛剤でも痛みが治らないような症状があるときは、入浴ではなくシャワーや通常よりもぬるいお湯に入ることをおすすめします。
ぬるいお湯でも長時間の入浴で血行が改善すると痛みが増す可能性があるため、入浴時間も最小限に抑えましょう。
関連記事:歯が痛いときに熱が出る理由・原因と注意したいNGな行動
今回は、急に歯が痛くなったときにできる対処法と、してはいけないことについて紹介しました。痛みがひどいときほど口の中は清潔に保ち、飲食の後はこまめにうがいをして細菌の数を減らすようにしましょう。
また、痛みが緩和されても放置はNGです。かかりつけの歯科クリニックを早期に受診するか、救急歯科診療を行っている医療機関や専門医などを利用し、症状が悪化しないうちに対処を行ってください。
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