梅田の歯医者「デンタルオフィス大阪梅田」
〒530-0018 大阪府大阪市北区小松原町2番-4虫歯が悪化し、歯の痛みが止まらないとき、すぐにでも近所の歯医者さんに飛び込みたいですよね。
しかし、その病院を初めて受診する場合や、歯医者自体、何年も行っていないのであれば、何を持参すべきか、現金はいくら必要か、とまどうかもしれません。
本記事では、歯医者に行くときに必要なものや、やってはいけないこととやるべきこと、治療費の目安について紹介します。
歯医者の予約を入れる前にぜひご一読ください。
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目次
初めて歯医者を受診する場合、あるいは久しぶりに受診する際に、何を持っていくべきか、迷ったらこれ、というものをピックアップしました。
歯医者の初診時には、1万円程度をお財布に入れておけば、病院推奨のマウスウオッシュや歯間ブラシを購入するといった想定外の出費があっても対応できるでしょう。
最近はキャッシュレス化が進み、電子マネー決済が可能な歯医者も徐々に増えていますが、導入していない歯医者もまだまだあります。
手持ちのクレジットカードも使えない可能性がありますから、お財布には1万円程度、最低でも5,000円は現金で持っていきましょう。
そうすれば、保険料が3割負担の方でも初診時の治療費として安心です。
なお、初診料がかかるのは1回目だけで、2回目以降は初診料の4分の1程度の再診料がかかります。
ただし、最後に歯医者で治療を受けてから3か月以上経ってから来院すると再度初診料が発生します。
こちらの記事では、歯医者の初診料について解説していますので合わせてご覧ください。
関連記事:歯医者にかかる初診料はどのくらい?費用を抑える方法も紹介
保険証(健康保険被保険者証)は歯医者に限らず、病院を受診するときの必須アイテムです。
初めて受診する際や月初めには必ず持参しましょう。
保険証を忘れた、あるいは社会保険から国民健康保険に切り替える途中などの事情があって手元に保険証がない場合は、窓口で10割負担の治療費を一旦支払うことになります。
初診料だけでも2,640円かかります(令和5年度現在)。
後日保険証を持っていけば7割分を返金してもらえますが、治療を受けた月内に保険証を提出することが条件です。
初回の受診で診察券を渡されるので、2回目からは保険証とともに診察券を窓口に提出してください。
診察券には次回の予約日時などが書かれています。
現在、服用中の薬があれば、お薬手帳も忘れずに。
医師が処方する薬との飲み合わせを判断する材料となります。
食べ合わせ、飲み合わせをチェックしてもらうことで、副作用のリスクを下げることができます。
歯が抜けたり、割れたりしている方は、その歯を持参してください。
外傷が原因なら、元に戻せる可能性があります。
被せ物が取れてしまった場合も、被せ物の状態次第では再度装着可能です。
使用中の義歯があるならそれも持っていくとよいでしょう。
アレルギーや副作用歴、過去の病歴、かかりつけ医の検査結果などがあれば、担当医師に報告してください。
ここからは、歯医者を受診する際、治療をスムーズに進めるために、知っておくと役に立つポイントを4つ紹介します。
受診前には歯磨きを済ませておきましょう。
歯に食べかすやプラークが付着していると、正確な判断が難しくなるので、診察の際にそれを取り除く手間がかかります。
歯磨きができていないからといって、診察を断られたりはしませんが、ひとつのマナーと心得ていただければよいでしょう。
歯医者に行く前に、歯磨きを忘れたことに出先で気づいたら、トイレあるいは歯医者に早めに行って歯磨きをする手もあります。
歯医者の洗面所には、医院推奨のうがい液などが常備されていることもあるので、ぜひ試してみましょう。
歯医者には、予約時間に遅れずに早めに到着しておきましょう。
これは歯科医に限りませんが、初診の場合は、問診票に記入する時間も必要なので、その分早めに来院しておくと安心です。
2回目以降の受診であれば、予約時間のおおむね10分前くらいに到着しておけばよいでしょう。
歯医者を受診する前の飲酒はトラブルの元なので、絶対に避けましょう。
酔っぱらって診療台に座るのはそもそも危険ですし、泥酔状態であれば会話ができなかったり、治療中に動いたりなどの事態も考えられます。
また、飲酒によって血行がよくなることで、虫歯治療の際に出血量が増えるなどのリスクもありえます。
なお、麻酔治療を明日に控えている日の飲酒であれば、「お酒によって麻酔が効きにくくなる」ということはないので、適量を守ってお楽しみください。
喫煙についてはどうでしょう。
これも受診前は避けたいところです。
ニコチンは血管を収縮させる作用があるため、歯茎が通常より固くなり、治療の進行が遅くなったり、抜歯などの傷が治りにくくなったりするためです。
口紅を塗ったままでいると、治療器具に口紅がついてしまい、治療の妨げになります。
口紅やグロスは必ず拭き取ってから歯医者に行きましょう。
診療室に呼ばれたら、担当医師は問診票に書かれた内容をもとに、今の症状や治療の希望などを細かく聞いていきます。
そしてこのカウンセリング内容や、直前に撮影したレントゲンによる口腔内の審査結果をもとに、患者にとって効果的と考えられる治療計画を提案します。
患部の現状や今後の見通しに加え、複数の治療法がある場合は、それぞれのメリットやデメリット、費用についても説明があるので、不明な点があれば質問しましょう。
その場で治療法を決められなくても、帰宅後にじっくり検討し、次回までに自分がベストと思う治療方法を決めておけば大丈夫です。
治療は患者が同意した内容に沿って進められます。
歯医者には、何を目的に来院するのかを明確にしておきましょう。
今すぐ治療してほしい痛みがあるのか、歯石を取ってほしいのか、定期的に診てもらえるかかりつけ医を探しているのか。
歯医者での治療内容は、ざっと数えただけでも、虫歯、歯周病、予防、審美、矯正などさまざまなので、希望する治療内容があるなら、あらかじめ伝えておくといいですね。
歯医者の初診時の治療費は5,000円程度あれば足りますが、その金額の内訳はどうなっているのでしょうか。
以下に説明していきます。
初診費用のみだと、概ね3,000~5,000円が目安となりますが、その項目の主な内容は次のとおりです。
初診にかかる費用の内訳の主な項目
まずは問診から始まり、口腔状態、虫歯や歯周病の検査、続いてレントゲン撮影へと移るのが一般的です。
これらのデータを採取してから医師が治療計画を立てて処置に移ります。
それぞれの医療行為によって、1点=10円で計算される保険点数が決められており、たとえば初診料は264点、スケーリングは最大262点、レントゲンパノラマは402点です。
患者はこれらの合計した保険点数分の料金を負担割合に応じて支払います。
合計点数1,600点とすると、×10倍で16,000円、3割負担なら4,800円です。
虫歯治療の場合は、虫歯がどの程度進行しているかで費用は異なります。
以下は虫歯治療でかかる費用の目安です。
進行度別虫歯治療にかかる費用目安
神経まで到達した虫歯の治療は、保険診療だけでもトータルで1万円以上 かかることがあります。
自由診療の被せ物を選択した場合、素材によっては 10万円程度 かかります。
一般的に2回目の治療では、初診ほど治療費がかかることはありません。
2回目以降の通院なら4,000円程度持っていけば足りるでしょう。
初診料がかかるのは1回目のみで、2回目以降は再診料(56点3割負担で168円)がかかります。
ただし、詰め物や被せ物の型取りおよび装着がある際は、費用がかさむことがあります。
保険診療の場合、治療費は最初から明確ではないことが一般的です。
処置内容によって算定する点数が変わるからです。
歯医者としても、実際に治療してみなければ、どのくらい費用がかかるのか明確に答えられないケースがほとんどではないでしょうか。
一方、自由診療の場合は、歯医者によって価格設定が異なるので、治療内容は同じでも費用は大きく異なります。
納得したうえで治療を受けるためにも、疑問や不安があれば、遠慮なく歯科医師に相談しましょう。
手元にお金がなくて、歯医者に行けない状況であっても歯痛は待ってくれません。
その場合は、クレジットカードが使えるか歯医者に確認してみましょう。
歯医者によってはクレジットカードが利用できるところもありますが、保険診療では使えないところもあるので事前確認が必要です。
ほかには、デンタルローンを活用したり、無料低額診療事業を利用したりするといった手もあります。
デンタルローンは治療費を銀行や信販会社が立て替え払いしてくれる制度ですが、利用できるのは高額になりやすい自由診療のみです。
インプラントや矯正治療にはこのデンタルローンが広く利用されています。
利用する信用情報に問題がなければ、銀行のカードローンや消費者金融からお金を借りるという方法もあります。
無料低額診療事業とは、経済的な理由で医療を受けられない方に、無料または低額で診療を受けてもらうために設立された制度で、利用には一定の基準を満たす必要があります。
受診できる歯医者は限られていますが、万が一の場合、こうした制度があるということは頭の片隅に入れておきましょう。
予約を入れるとき、自分が希望している日時が既にいっぱいで、予定を空けていた日に予約がとれない場合もあります。
これを避けるためには、日時に余裕を持たせるか、第2,第3の希望日を決めておきましょう。
また、予約の際には具体的な症状(詰め物が取れて痛いなど)を伝えておくと、スムーズに治療にとりかかってもらえます。
2回目以降の場合は、担当医師の名前を伝えることも忘れずに。
電話をかけてつながりやすい時間帯についても触れておきましょう。
比較的電話がつながりやすいのは午前中で、夕方や夜の時間帯は仕事帰りの人が予約を入れるので、つながりにくい傾向にあります。
また、病院によって混んでいる曜日や時間帯が異なるので、かかりつけの歯医者の傾向は把握しておくとよいでしょう。
今回は歯医者の初診時、あるいは久しぶりに受診する際に、何を持っていくべきかを中心に解説してまいりました。
初診時であれば、3割負担前提で5,000円もあれば大丈夫ですが、保険証は必ず忘れずに持参しましょう。
また、来院する前には歯磨きを忘れず、飲酒や喫煙も控えるとともに、口紅も治療の妨げになるのできちんと拭き取っておいてください。
本記事を参考に、歯医者に行くときはこれらのことを念頭に準備すれば万全です。
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