公開日 2023.06.27 更新日 2025.12.19

歯科検診の費用相場はどのくらい?保険診療の条件や費用を抑えるポイントも解説

歯を健康な状態に保つには、定期的な歯科検診が欠かせません。
しかし「どのくらい費用がかかるのか、わからないから行きづらい」とお悩みの方も、いらっしゃると思います。

 

そこで今回は、歯科検診にかかる費用の相場についてご紹介していきます。
クリニックに行こうと思っていた方だけではなく、「自分は行かなくても大丈夫」と思っている方も、ぜひ一度ご覧ください。

 

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歯科検診にかかる費用の相場

歯科検診の内容がわかったところで、次は費用の相場をお伝えしていきます。
結論から言うと、歯科検診の費用は保険適用で2,000~5,000円、未適用で5,000~10,000円程度です。
同じ保険適用でも3,000円、保険未適用なら5,000円もの開きがありますが、これには理由があります。

 

歯科検診は、クリニックごとに細かい内容や費用が異なり、また患者の状況によっても内容を変えなくてはならないのです。
保険についても同様で、検診の結果病気が発見され、治療が必要になるかどうかで適用の有無が変わります。
この判断もクリニックによって基準が異なるので、今の自分が検診を受けた場合の内容、費用を事前に把握したい方は、受診希望先のクリニックに問い合わせてみてください。

 

関連記事:歯のクリーニングにかかる料金はいくら?メリットも紹介

保険診療と自費診療の違い

歯科検診には保険診療と自費診療の2種類があり、それぞれ内容と費用に違いがあります。

保険診療では、基本的な検査や歯周病のチェックなど必要最低限の範囲が対象となり、比較的低い自己負担額で受診できます。

 

一方、自費診療ではより精密な検査や詳細なクリーニングを含むことが多く、費用は高めになりますが、その分丁寧なメンテナンスが期待できます。

無料で受けられる歯科検診

条件によって歯科検診の費用が変わることはわかりましたが、検診を受けるのであれば、なるべく費用は押さえたいですよね。
そんな方のために、次は無料で受けられる歯科検診をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

歯周疾患検診

歯周疾患検診とは、国および地方自治体が実施している高齢者向けの検診です。
この検診は、高齢者が食べる楽しみと健康を維持できるように、歯の喪失を予防することを目的としています。

多くの自治体で、40~70歳のあいだの、5年ごとまたは10年ごとの年齢時に受診できますが、20代からの受診が可能な自治体もあります。
無料かどうかは自治体によって異なりますが、民間で実施する検診よりも安く済む場合がほとんどです。

妊婦歯科健診

妊婦さんは、ホルモンバランスやつわりの影響で、虫歯や歯周病にかかりやすいとされています。
また歯周病にかかったまま放置すると、生まれてくる赤ちゃんにも悪影響が出てしまうので、早期発見、早期治療が重要です。

そのため、一部自治体では妊婦さんを対象とした妊婦歯科検診があります。
自治体によっては無料で受診できるので、つわり等が落ち着いてくる安定期に入った方は、ぜひご活用ください。

歯科検診でできること

歯科検診では、主に次に紹介する3つの施術を行い、歯や口内に異常がないかを確認していきます。

口および口周辺の検査

クリニックによって内容が異なる場合もありますが、口の検査でチェックする項目は、以下のような内容です。

 

【口の検査で確認する項目の一例】

  • 嚙み合わせ
  • 過去に処置した歯や失った歯の状態
  • 虫歯の有無
  • 歯ぐきの状態
  • 歯周ポケット(歯と歯ぐきのあいだの溝)の確認

特に、嚙み合わせが悪いとセルフケアの際の磨き残しが増えるため、しっかりと診てもらいましょう。
それでも気になるようであれば、歯列矯正を検討するのも一案です。

 

また歯や歯ぐき以外にも、口内の粘膜や舌、唇にも異常がないか確認します。
虫歯や歯周病だけではなく、口腔がんをはじめとした全身疾患や感染症、自己免疫疾患などの予兆が見つかることもあるので、しっかりと確認してもらってください。

 

なお、口周辺の検査では顎の骨や関節の成長状態、異常の有無を検査します。

こちらの記事では、虫歯が急に痛くなったときの対処法について解説していますので合わせてご覧ください。
関連記事:急に歯が痛くなったときにできる対処法としてはいけないこと

歯垢や歯石の除去

歯垢や歯石は、歯に付着した細菌が繁殖して固まったものです。
毎日セルフケアをしていても、すべては取りきれず一部が残ってしまい、特に歯石は自分で除去するのは困難です。

放置すると虫歯や口臭、歯周病の原因となるので、歯科検診では見つけ次第これを除去していきます。

ブラッシングの指導

嚙み合わせの状態や、歯垢が残っていたところに合わせて、正しいブラッシングのやり方を指導します。

またブラッシングのレクチャーだけではなく、歯間ブラシやフロスの使い方や、自分に合った道具のアドバイスをしてもらえます。
普段から行う正しいブラッシングが、虫歯や歯周病の予防には欠かせないので、指導の内容を忘れずに実践していきましょう。

歯科検診を受けたほうが良い理由

歯科検診を定期的に受けることは、口腔内のトラブルを早期に発見し、治療の負担を減らすうえでとても重要です。

検診では、虫歯や歯周病の初期段階を見つけやすく、軽度の処置で対応できる可能性が高まります。

 

また、自分では落としきれない汚れの除去や、治療後の歯の状態確認も行えるため、健康な口内環境を維持しやすくなります。

こうした積み重ねが将来的な医療費の節約にもつながるため、検診を受ける価値は大きいといえます。

ここからは、その具体的な理由を順にご紹介します。

虫歯を早期に発見できる

歯科検診では、痛みのない初期の虫歯を見つけられるため、軽い治療ですむケースが多くなります。

虫歯は自覚症状が出るころにはかなり進行していることが多く、治療内容も大掛かりになりやすいからです。

 

しかし、検診を定期的に受けていれば、歯の表面の変色や小さな溝の異常といった細かな変化を歯科医師が把握でき、必要最低限の処置で済む可能性があります。

その結果、治療時間や費用の負担を軽減しながら口腔内の健康を保つことができ、長期的な医療費の節約にもつながります。

歯周病を早期に発見できる

歯周病は自覚症状がほとんどないまま進行するため、早期発見がとても重要になります。

歯科検診では、歯ぐきの腫れやポケットの深さ、出血の有無などを細かく調べられるため、初期の段階で異常を見つけることが可能です。

軽度のうちに治療を始めれば、通院回数や治療費も抑えやすく、歯を失うリスクを大幅に下げることができます。

 

さらに、歯周病は全身疾患とも関連が深いため、早めの対処が将来的な健康維持にも役立ちます。

自分では除去できない歯の汚れを落とせる

日常のブラッシングでは落としきれない歯石や歯垢は、歯科検診での専門的なクリーニングによって効果的に取り除けます。

特に歯と歯ぐきの境目や奥歯の裏側は汚れが溜まりやすく、放置すると虫歯や歯周病を引き起こす原因になってしまいます。

 

検診で定期的にクリーニングを受ければ口内環境を清潔に保ちやすくなり、結果として治療が必要になるリスクを下げることができます。

また、歯の表面が滑らかになればプラークが付着しにくくなるため、日常のケアがより効果的になります。

治療後の歯の経過観察ができる

治療を終えた歯は、時間の経過とともに詰め物や被せ物にズレが生じたり、再び虫歯が発生したりすることがあります。

検診では、噛み合わせの変化や歯ぐきの状態、修復物の破損などを詳細にチェックできるため、問題を早く発見でき、必要最低限の治療で再発を防ぐことができます。

治療後の歯を長く維持するためにも、検診の継続が重要です。

医療費をおさえることができる

歯科検診を定期的に受けることで、治療費を大幅に減らせるケースは少なくありません。

なぜなら、虫歯や歯周病を初期に発見できれば処置が簡単で済み、治療の規模や通院回数が少なくなるためです。

症状が進行すると、根管治療や被せ物、抜歯など高額な治療が必要になる可能性が高まりますが、検診によって初期段階で改善できればこれらの負担を避けられます。

 

また、検診時には生活習慣やセルフケアの改善にもつながるアドバイスが得られるため、長期的に見ても医療費の節約が期待できます。

 

生涯の医療費をおさえるための歯科検診活用

歯科検診を継続することで、生涯にわたって必要となる医療費を抑えることが可能です。

検診を習慣化している人は、虫歯や歯周病が重症化しにくく、結果として高額な治療を受ける回数が減るという傾向が確認されています。

さらに、口腔内の状態を良好に保つことで、噛む力の低下を防ぎ、全身の健康状態を安定させることにもつながります。

こうした積み重ねが将来的な医療費の軽減に寄与するため、歯科検診は単なる「確認」ではなく「生涯の健康投資」として非常に価値のある取り組みといえます。

歯科検診の最適な受診頻度

歯科検診の受診頻度は、年齢や口内環境によって適した回数が変わりますが、一般的には口腔内のトラブルを早期に見つけて治療費の負担を抑えるために、年2〜3回の受診が目安とされています。

 

特に、虫歯や歯周病のリスクが高い方や、詰め物・被せ物が多い方は、より頻繁にチェックすることで異常を早期に発見しやすくなります。

適切な間隔で検診を受けていれば、小さな異常にも気付きやすく、大きな治療につながりにくくなります。

受診回数を増やすことでクリーニングの機会も確保でき、結果として日常ケアだけでは防ぎきれないトラブルを減らすことができます。

年齢や校内環境に合わせた受診頻度

年齢や生活習慣、過去の治療歴などによって、歯科検診の適切な頻度は大きく変わります

例えば、若い世代は年2回程度で口腔内の状態を維持できることが多い一方、中高年は歯周病のリスクが高まるため年3回以上の受診が推奨されるケースがあります。

 

また、矯正治療中の方や詰め物・被せ物が多い方は、トラブルが発生しやすいため定期的な確認が欠かせません。

利用するクリニックや自分の歯の状態によって、歯科検診の費用は変わる

いかがでしたでしょうか?
歯科検診を受ける際は、利用するクリニックや、自分の口内環境の状態によってかかる費用が大きく変わります。
これから歯科検診を受けようと考えている方は、まずはお近くのクリニックに問い合わせてみるとよいでしょう。
また、条件に合えば無料の検診を受けられる場合もあるので、自分の住んでいる自治体の案内なども確認してみてください。

 

デンタルオフィス大阪梅田では、患者様の口内環境を把握するために、さまざまな検査を実施しており、治療の際にも必ず事前の説明を行います。
ご相談だけの来院でも問題ありませんので、少しでも気になることがある方はぜひお越しください。

コラム監修者

監修者の写真

中島 航輝
なかじま こうき

役職

理事長(梅田院の院長)

略歴

  • 1997年 明海大学 歯学部入学
  • 2003年 同大学 卒業
  • 2003年 東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 顎口腔機能再構築学系 摂食機能保存学講座 摂食機能保存学分野 博士課程 入学
  • 2006年 顎咬合学会 特別新人賞
  • 2007年 同大学院 修了 歯学博士所得
  • 2007年 東京医科歯科大学 歯学部附属病院 医員
  • 2007年 世田谷デンタルオフィス 開院
  • 2008年 医療法人社団世航会 設立
  • 2013年 明海大学歯学部 保存治療学分野 非常勤助教
  • 2014年 明海大学歯学部 保存治療学分野 客員講師
  • 2015年 昭和大学歯学部 歯科矯正学分野 兼任講師
  • 2016年 明海大学歯学部 補綴学講座 客員講師
  • 2020年 日本大学医学部 大学院医学総合研究科生理系  入学

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