オールオン4治療後の口臭の原因とは?対策方法も紹介

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オールオン4は失った歯を取り戻す治療法の一つですが、治療後の口臭が気になる方も一定数います。
この口臭は磨き残しや歯周病、インプラント周囲炎、ネジの緩みなどが原因で発生することがあります。
対策としては日々のセルフケアを見直し、定期的にクリニックでメンテナンスを受けること、さらにインプラント周囲炎がある場合はその治療を行うことが重要です。
これらのステップを踏むことで、口臭の予防が可能になります。

本記事では、オールオン4治療後の口臭の原因と対処法について、具体的な情報をお伝えします。
治療後の口臭に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

大阪梅田の歯医者ならデンタルオフィス大阪梅田

オールオン4とは

オールオン4治療は、4から6本のインプラントを用いて最大12本の連結した人工歯を支える最新の治療方法です。
従来のインプラント治療と比べ、複数の歯を失った場合に費用を抑えることが可能となります。

総入れ歯の安定性や噛み心地の問題を克服し、自然な歯の感覚を取り戻すことができるため、多くの患者さんに適しています。

オールオン4を受けたあとに口臭が発生する原因

なぜオールオン4を受けた後は口臭が発生するのか?知らない方が多いと思います。
オールオン4治療後に口臭が発生する理由はいくつか考えられますが、ここでは主な原因を詳しく解説します。

原因①磨き残し

インプラント治療後に口臭が強くなる主な原因は、歯磨きによる磨き残しです。
インプラントの人工歯根にはネジ状の構造があり、その上に自然な歯を模倣したカバーが装着されます。

しかし、元の歯とインプラント部分の間や、歯間の清掃が難しくなり、プラークが蓄積しやすくなるため、口臭の原因となる細菌が増殖しやすくなります。
これらの細菌は食べ物の残りかすを栄養源とし、口臭の原因となるガス、とくに硫化水素を生産します。

インプラント周りを適切にケアすることが、口臭を減少させる重要な鍵となります。

原因②歯周病の発症

オールオン4治療後の口臭が増す場合、これは歯周病やとくにインプラント周囲炎への進行の兆候であることが多いです。
インプラント周囲炎は、歯茎の出血や膿を伴い、これらが口臭を引き起こす主な原因になります。
治療を受けた人は歯茎の健康にはとくに注意し、歯周病の予防に努めることが大切です。

原因③インプラント周囲炎の発症

インプラント周囲炎はインプラントの周りの歯茎に起こる炎症で、口臭の主な原因の一つです。
とくにメチルメルカプタンというガスが悪臭の原因となります。

適切な口内ケアと定期的な歯科メンテナンスによってこの炎症は予防可能ですが、放置すると炎症は骨まで広がるリスクがあります。
インプラント治療は顎の骨に直接関わるため、周囲炎症が骨への悪影響を及ぼすことが懸念されます。

もし治療後に口臭が気になる場合は、速やかに歯科医院での検査を受けることをおすすめします。

原因④ネジの緩み

インプラント治療が長期間にわたると、アバットメントとインプラント体をつなぐネジの緩みが起こることがあります。
この緩みが原因で、唾液や汚れが隙間から侵入し、プラークの形成を促進して口臭の原因になることがあります。

インプラントは、歯根部、支台部、人工歯の3つの部分から成り立っており、アバットメントとインプラント体は通常しっかりと固定されているため、ネジが緩むことはありません。しかし、もし緩んでしまうと、細菌が増殖し、歯茎に炎症を引き起こすリスクが高まります。

ネジの緩みは直接健康被害をもたらすわけではないものの、細菌の増殖と炎症には注意が必要です。

オールオン4を受けたあとの口臭対策

オールオン4治療後に発生する口臭に対処するための対策は複数あります。

以下に、効果的な口臭対策を詳しく説明します。
口臭が気になる方はぜひ参考にしてください。

自宅でのセルフケアを見直す

インプラント治療後に口臭が強くなることがあるのは、不十分な歯磨きが原因かもしれません。
インプラントは自然な歯とは異なり、3部構造で磨きづらい形状をしています。

これにより、プラークの完全な除去が難しくなることがありますが、正しい磨き方を学ぶことで、口臭の原因となるガスの発生を抑えることができます。
とくに歯と歯茎の間や歯の裏側など、プラークがたまりやすい部分は念入りに磨きましょう。

インプラント周りの徹底した清掃は、歯周ポケットを含めて行う必要があります。
細かい部分まで届きやすいタフトブラシの使用や、フロスや歯間ブラシを用いたケアも忘れずに行いましょう。

クリニックで定期的なメンテナンスを受ける

自宅での歯磨きやフロスの使用は口臭予防に有効ですが、限界もあります。
とくに歯ブラシが届きにくい部位ではプラークの完全な除去が難しいため、定期的な歯科検診が重要になります。

歯科医院では専門の機器を使用して、届きにくい部分の汚れやプラークも効果的に除去できます。
さらに、インプラント周囲炎や歯周病などの早期発見と治療が可能になり、危険な状態への進行を防げる点も歯科医院でのメンテナンスを受けるメリットです。

通常、3ヶ月〜6ヶ月ごとの検診がすすめられており、これにより口腔内の健康状態を維持し、予防に大きく貢献します。

インプラント周囲炎を治療する

インプラント周囲炎が口臭の主な原因である場合、治療を急ぐ必要があります。
この炎症を放置すると、骨へと進行し、最悪の場合インプラントが抜け落ちるリスクがあります。

インプラント周囲炎に限らず、歯茎が赤くなっている、出血があるなどの症状が見られる場合も、炎症の兆候である可能性があります。
そのため、早めに歯科医院での診察が重要になります。

また、インプラント治療後にネジの緩みが発生し、それが口臭の原因となることもあります。

オールオン4と口臭の関係を理解し適切に対処しよう

オールオン4治療後に口臭が気になる場合は速やかな対策が必要です。
自宅でのセルフケアの見直し、歯科クリニックでの定期的なメンテナンス、そして必要に応じたインプラント周囲炎の治療が口臭を減少させます。

とくに、インプラント治療には専門的なケアが必要であり、治療後のフォローアップが口腔内の健康を維持する上で欠かせません。

デンタルオフィス大阪梅田では、オールオン4治療後の口臭対策に関するアドバイスや専門的なメンテナンスを提案しています。
口臭に悩む方は、ぜひデンタルオフィス大阪梅田にご相談ください。
専門のスタッフが一人ひとりの状況に合わせたケア方法をご案内します。

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コラム監修者

監修者の写真

中島 航輝
なかじま こうき

役職

理事長(梅田院の院長)

資格

略歴

  • 1997年 明海大学 歯学部入学
  • 2003年 同大学 卒業
  • 2003年 東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 顎口腔機能再構築学系 摂食機能保存学講座 摂食機能保存学分野 博士課程 入学
  • 2006年 顎咬合学会 特別新人賞
  • 2007年 同大学院 修了 歯学博士所得
  • 2007年 東京医科歯科大学 歯学部附属病院 医員
  • 2007年 世田谷デンタルオフィス 開院
  • 2008年 医療法人社団世航会 設立
  • 2013年 明海大学歯学部 保存治療学分野 非常勤助教
  • 2014年 明海大学歯学部 保存治療学分野 客員講師
  • 2015年 昭和大学歯学部 歯科矯正学分野 兼任講師
  • 2016年 明海大学歯学部 補綴学講座 客員講師
  • 2020年 日本大学医学部 大学院医学総合研究科生理系  入学

著者本など

「まずはこの1冊から! はじめてのホワイトニング」
「dentist インタビュー記事」
「東京ドクターズ インタビュー記事」
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