公開日 2023.06.27 更新日 2025.12.19

歯医者で虫歯を完治するまでにかかる期間はどのくらい?

虫歯の治療で歯医者に通おうと思ったとき、完治までにどれくらいの時間がかかるのか気になったことはありませんか?
仕事が忙しくてまとまった時間をとれず、歯医者に行くことをためらってしまう方も多いのではないでしょうか。

 

そこで本記事では、虫歯の症状の進行度別にかかる治療時間と、時間がかかる理由をまとめてお伝えします。
あらかじめ歯医者の通院スケジュールの目途を立てておきたい方はぜひご覧ください。

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虫歯の完治までにかかる期間の目安

虫歯の完治までにかかる時間の目安

ひとえに虫歯の治療といっても、どこまで虫歯が進行しているのかによって治療内容や、それにかかる時間は異なります。

軽度の虫歯

虫歯の進行が、歯の表面のツヤがなくなる程度の初期段階であれば、ドリルで削るような本格的な治療は必要ない場合がほとんどです。

治療内容としては、虫歯を予防するためのフッ素の塗布やブラッシングの指導を行い、経過観察するだけとなるので、1度通院し、15~30分程度の治療を受けるだけで終わります。

 

なお、食べ物や飲み物を口に入れた際に歯が痛むようであれば、歯の表層の固い部分であるエナメル質まで虫歯が達しているため、その部分を削り、詰め物を詰める治療が必要です。

この場合は、15~30分程度の治療が1~2回ほど必要なので、何度か歯医者に通わなくてはなりません。

関連記事:虫歯を放置するとどうなる?起こりうるリスクを紹介

中度の虫歯

さらに虫歯が進行し、エナメル質の内側にある象牙質にまで達すると、虫歯部分を削る際に麻酔が必要になり、また詰め物ではなく被せ物を取り付けることになるケースもあります。

そうなると、歯の型取りや被せ物の製作などの作業が増えるため、短期間で治療を終えることはできません。

 

虫歯の状況にもよりますが、30分以上の治療が2~3回と続くため、通院期間は少なくとも1週間以上にわたります。

重度の虫歯

虫歯の進行がさらに進んでしまうと、歯の根元にある神経の治療が必要になります。

より状況が悪い場合は抜歯し、代わりの入れ歯やインプラントなどを入れる必要も出てきます。

そうなると当然、治療に必要な作業は増えるため、通院回数も4~6回、場合によってはそれ以上と多くなり、1か月~半年ほどの長期的な通院は避けられないでしょう。

こちらの記事では、虫歯が急に痛くなったときの対処法について解説していますので合わせてご覧ください。

関連記事:急に歯が痛くなったときにできる対処法としてはいけないこと

【症状別】通院期間の目安

歯科治療に必要となる通院期間は、症状の種類や進行状況によって大きく変わります。

治療方法や処置の範囲が異なることで必要な回数にも幅が出るため、一律に同じ期間で終えられるわけではありません。そのため、あらかじめ症状ごとの一般的な通院の目安を知っておくことで、治療計画を立てやすくなり、生活の中で時間を確保しやすくなります。

 

また、事前に目安を把握しておくと、治療が長引く場合でも状況を理解しやすく、不安を抱えずに通院を進められるようになります。

ここでは、代表的な症状ごとに想定される治療回数について順にご紹介します。

虫歯治療の場合

虫歯の治療回数は、進行度が進むほど増える傾向があります。

初期の虫歯であれば、削る範囲が小さく処置が簡潔なため、少ない通院で完了するケースが多くなります。

進行した虫歯では神経に近い部分まで処置が必要になり、治療工程が複数に分かれるため、回数が自然と増えていきます。

 

また、治療後の経過を確認する必要がある場合には、追加の通院が必要となることもあります。

進行度に応じて治療内容が変わる点を理解しておくと、通院期間の見通しを立てやすくなり、治療を進める際の不安を軽減できます。

歯のメンテナンスの場合

歯の健康を維持するためのメンテナンスは、症状がなくても継続的に行うことが望まれます。

一般的には数ヵ月ごとの定期チェックが推奨されており、口腔内の清掃や歯の状態の確認を行うことで、トラブルの早期発見と予防につながります。

 

メンテナンス通院は治療後の状態を維持することを目的としており、1回ごとの処置は比較的短時間で終わるものの、数カ月ごとに継続して受診することが推奨されています。

メンテナンスを習慣化すると、虫歯や歯周病が重症化する前に対処でき、結果として大きな治療を避けられるため、長期的な通院量を減らす効果も期待できます。

親知らず抜歯の場合

親知らずの治療は、歯の生え方や位置によって必要となる通院回数が大きく変わります。

まっすぐ生えている場合は抜歯が比較的簡単で、短期間で処置が完了することが多い一方、歯ぐきの中に埋まっているケースでは外科的な処置が必要になり、術後の経過観察を含めて複数回の通院となる場合があります。

腫れや痛みの状態によっては、抜歯前に炎症を抑える処置を行う必要もあるため、追加の通院が必要になることもあります。

 

このように、親知らずの状況によって治療工程が異なる点を理解しておくと、治療の準備がしやすくなります。

歯周病治療の場合

歯周病の治療は症状の進行度によって段階的に進められるため、比較的長い期間の通院が必要になることがあります。

軽度の場合は歯石除去や清掃指導が中心となり、数回の通院で改善が期待できます。

進行した歯周病では歯ぐきの深い部分に付着した汚れを取り除く必要があり、複数の治療工程を段階的に行います。

 

また、治療後も再発を防ぐための定期的なメンテナンスが求められます

こうした治療の流れを理解しておくと、長期間の通院にも前向きに取り組みやすくなります。

虫歯治療を期間を短くするには?

歯医者治療期間をできるだけ短くしたいと考える方に向けて、治療を効率よく進めるための基本ポイントをまとめます。

虫歯は早期に受診するほど処置が簡潔になり、治療回数や施術時間を抑えやすくなります

そして、治療前に計画を立てておくことで無駄のない通院スケジュールを組めるため、歯医者治療期間の短縮につながります。

さらに、自宅でのケアを継続することで再発のリスクを下げられ、結果として治療にかかる全体期間を短くできます。

ここでは「定期検診」「治療計画」「自宅ケア」の3つを詳しく解説します。

定期健診で早めに異変を見つける

虫歯の治療期間を短くするためには、定期的な健診で早い段階から小さな変化を見逃さないことが重要です。

初期の虫歯であれば処置の範囲が限られ、最小限の通院で改善が期待できるため、日頃から歯科医院で口腔内の状態を確認しておくことが治療の時短につながります。

 

また、健診では普段のケアでは取り除きにくい汚れの蓄積を把握できるため、虫歯の発生や進行を防ぎやすくなる点もメリットです。

歯ぐきの状態や噛み合わせなどの変化も早期に把握できるため、複数の問題が重なる前に適切な対処が可能になります。

定期健診を習慣化することで、結果として治療の負担を抑えやすくなります。

治療計画を立てて通院を効率よく進める

虫歯治療をスムーズに進めるためには、治療の流れを事前に把握し、計画的に通院することが有効です。

どの歯から治療を行うのか、必要な処置がどれくらいの回数で完了しそうかを歯科医師と共有しておくことで、無理のないスケジュールが組みやすくなります。

治療の優先順位を明確にしておくと、複数の問題がある場合でも効率的に進められるため、負担を抑えながら通院を継続できます。

 

仕事や家庭の予定に合わせた通院スケジュールを事前に相談することで、通院の中断を防ぎやすくなります。

治療計画を理解しながら進めることで、治療期間を見通しやすくなり、安心して通院できます。

自宅ケアで治療期間の長期化を防ぐ

虫歯治療の期間を長引かせないためには、医院での処置だけでなく、自宅での丁寧な口腔ケアが欠かせません。

毎日のブラッシングに加え、フロスや歯間ブラシを併用することで、歯と歯の間の細かい汚れを取り除きやすくなり、再度虫歯が進行するリスクを減らせます。

治療中の歯を清潔に保っておくと、処置後のトラブルを防げるため、追加の通院を避けやすくなる点も大きなメリットです。

食習慣の見直しや、砂糖を多く含む飲食物を控える工夫も、口腔環境を良好に保つうえで効果的です。

日常的なケアを意識することで、治療が予定通りに進み、早期に完了しやすい環境を整えられます

虫歯の治療に時間がかかる理由

症状の進行度合いによって、虫歯の完治には数週間~半年程度と、長期間かかることがわかりました。

では、なぜこれほどの時間が必要なのでしょうか?

ここからは、虫歯の治療に時間がかかる5つの理由を解説します。

理由①虫歯の進行状況によって治療内容が変わるため

先にも示したように、虫歯がどこまで進行しているかによって完治までの時間は異なります。

特に中度~重度の虫歯の場合は治療に欠かせない作業が増えるため、治療時間も比例して増えてしまうのです。

理由②一度の通院でまとめてできる治療が少ないため

虫歯の治療は、ただ虫歯を削って終わりではありません。

そのあとに詰め物や被せ物の作成が必要であれば、まず型を取り、出来上がるまで一定の期間待つ……といったように、段階を踏んだ治療が必要不可欠です。

そのため、1度の通院ですべての治療をまとめて実施することはできません。

理由③歯全体のバランスを考えながら治療する必要があるため

人間の歯はすべて生えそろっていれば28本もの数があり、上下の嚙み合わせや隣り合った歯の状態によって口内全体のバランスを保っています。

たとえ1本であろうと虫歯を治療する際は、このバランスを考えながら進めなくてはなりません。

したがって、虫歯が複数あったとしても1本ずつ治療せざるをえず、結果として治療時間が長くなるのです。

理由④保険適用の制約があるため

虫歯の治療をする際、国民健康保険や社会保険を利用することが多いでしょう。

保険診療には細かいルールが定められており、一度の通院で受けられる治療内容は制限されます。

そのため保険適用で歯医者に通うと、何回かに分けて通院しなければならず、治療は1回で完了しません。

その結果、完治までに一定の期間が必要になります。

理由⑤計画的な治療が必要であるため

ここまでの説明からわかる通り、虫歯の治療内容にはさまざまな要因が関係しており、しっかりと治すためにも自分にあった治療計画を立ててもらわなければなりません。

その実現のためには、事前の検査やレントゲンによる骨の状態の確認など、準備のための通院が必要不可欠です。

結果として、たとえ虫歯1本の治療だとしても、総合的な治療時間は長くなるものなのです。

虫歯の治療には軽度なら30分程度、重度なら1か月以上かかる場合もある

今回は虫歯の治療にかかる時間と、その理由を解説いたしました。

虫歯は進行が進むほどに治療時間がかかりますが、早い段階であれば短期間の治療で済む場合もあります。

ですので、歯に少しでも痛みを感じるようであれば、忙しくて時間がとれないという方も、一度歯医者に診てもらったほうがよいでしょう。

 

デンタルオフィス大阪梅田は、普段お仕事や学校でお忙しい方にも利用していただけるよう、平日は夜18時まで、また土日も診療しております。

梅田駅から徒歩1分とアクセスも良好のため、虫歯でお悩みの際はぜひお越しください。

コラム監修者

監修者の写真

中島 航輝
なかじま こうき

役職

世航会デンタルオフィス 理事長

略歴

  • 1997年 明海大学 歯学部入学
  • 2003年 同大学 卒業
  • 2003年 東京医科歯科大学大学院 医歯学総合研究科 顎口腔機能再構築学系 摂食機能保存学講座 摂食機能保存学分野 博士課程 入学
  • 2006年 顎咬合学会 特別新人賞
  • 2007年 同大学院 修了 歯学博士所得
  • 2007年 東京医科歯科大学 歯学部附属病院 医員
  • 2007年 世田谷デンタルオフィス 開院
  • 2008年 医療法人社団世航会 設立
  • 2013年 明海大学歯学部 保存治療学分野 非常勤助教
  • 2014年 明海大学歯学部 保存治療学分野 客員講師
  • 2015年 昭和大学歯学部 歯科矯正学分野 兼任講師
  • 2016年 明海大学歯学部 補綴学講座 客員講師
  • 2020年 日本大学医学部 大学院医学総合研究科生理系 入学
  • 2025年 同大学院 修了 医学博士取得
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