梅田の歯医者「デンタルオフィス大阪梅田」
〒530-0018 大阪府大阪市北区小松原町2番-4歯が痛いときに熱まで出ることがあります。これらに悩まされている方もいるでしょう。2つの症状が同時に現れている場合、口腔内のトラブルが原因になっている可能性があります。ここでは、歯痛で熱が出る理由と原因、歯痛と熱が現れたときに注意したい行動などを解説しています。以下の情報を参考にすれば、現在の状態を正しく認識して次のアクションへつなげやすくなるはずです。歯の痛みと熱でお困りの方は参考にしてください。
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目次
歯痛で熱が出ている場合、細菌などへの感染が疑われます。身体に侵入して増殖した細菌などをやっつけるため発熱するからです。主な原因として、虫歯や歯周病があげられます。熱が出ているときは、これらが重症化している可能性があるため注意が必要です。具体的には、虫歯が歯根まで進行して炎症を起こしているなどが考えられます。このような状態に陥ると、発熱以外に歯茎が腫れる、歯茎から膿がでるなどの症状が現れることもあります。放置すると症状がさらに悪化するかもしれません。できるだけ早く歯科クリニックなどで相談しましょう。
こちらの記事では、歯茎から膿が出てしまう原因と対処法について解説していますので合わせてご覧ください。
関連記事:歯茎が腫れて膿が出てしまう6つの原因と膿が出たときの注意点
歯痛に加え発熱しているときは次の原因などが考えられます。
副鼻腔は鼻腔(鼻の内部)とつながっている空洞です。ここで起きた炎症を副鼻腔炎といいます。奥歯(上顎)の上には上顎洞と呼ばれる副鼻腔が存在します。奥歯の虫歯が悪化して上顎洞に感染が広がると、上顎洞炎を起こすことがあります。主な症状は、発熱、歯痛、頭痛、片方の鼻づまりなどです。走ったり段差を降りたりしたときに、上の歯の奥に鈍痛が現れて異常に気づくこともあります。上顎洞炎は、歯の神経が死んでいるケースで多く見られます。
根尖性歯周炎は、虫歯が悪化して歯の根の先端まで炎症が広がっている状態です。歯根の先端に膿がたまります。根尖性歯周炎は以下の2つに分かれます。
【根尖性歯周炎】
急性では、脈打つような強い痛みなど、激しい症状が現れます。慢性は強い症状を現しません。根尖性歯周炎が進行すると、顔が腫れたり熱がでたりすることがあります。自然に治ることはないため、気になる点がある方は歯科クリニックなどで相談しましょう。
根尖性歯周炎が進行して炎症が顎骨まで広がった状態です。感染拡大とともに目立った症状が現れやすくなります。具体的には、発熱、腫れ、痛みなどが現れます。悪化すると蜂窩織炎や縦隔炎を起こすことがあるため注意が必要です。頻度は高くありませんが、敗血症により命にかかわることもあります。糖尿病などで抵抗力が低下していると重症化しやすくなります。
歯痛と発熱がある場合は次の点に注意が必要です。
【注意点】
飲酒または長時間の入浴で血行が良くなると、痛みは強くなる傾向があります。血管が膨張して神経を圧迫するためです。飲酒と入浴は控えるほうがよいでしょう。患部に触ることもおすすめできません。細菌感染を悪化させてしまう恐れがあります。
関連記事:急に歯が痛くなったときにできる対処法としてはいけないこと
歯痛と熱の関係、歯痛と熱が現れる原因などを解説しました。具体的な原因はケースで異なりますが、これらが同時に現れているときは虫歯や歯周病の悪化が疑われます。放置するとさらに悪化する恐れがあるため、できだけ早く歯科クリニックで相談しましょう。
「デンタルオフィス大阪梅田」は梅田駅から徒歩1分の場所に位置します。曜日を問わず18時まで診察しています。歯痛と熱でお困りの方はお気軽にご相談ください。
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